牛

「種の保存」は絶滅を防ぐ最後の希望になり得るのか?

シン・エヴァンゲリオンで登場する現代技術

「シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇」はご覧になっただろうか。劇中に出てくる「種の保存(しゅのほぞん)」という言葉が気になり調べたところ、現在にも存在する技術・取り組みのようだ。絶滅しそうな生命を救う素晴らしい技術・取り組みに思える「種の保存」について記事にしようと思う。

「種の保存」とは?

種(しゅ)とは生き物の分類の基本となる単位のことで、「種の保存」とは種が絶滅しないように守ることをいう。
現在では家畜が生まれなくなってきている現状や地球温暖化による生態系の崩れなど様々な問題が起こっているとのこと。また、ヒトの精子の減少(最近の精子数の減少に関する国内外文献調査)や精巣発育不全症候群なども問題として上がっているらしい。
地球温暖化や男性不妊については別の記事で取り上げたいと思う。

凍結を含む一時的に保存するための種の保存は魅力的ではない?

有限なリソース(精子や卵)の中で生命を産むことが可能であっても繁殖(数が増える)ことにはつながらないため、種の冷凍保存は絶滅を食い止める手段としては一歩及ばないようだ。

未来に繋がる冷凍保存施設での研究

サンディエゴには「Frozen zoo」と呼ばれる、絶滅危惧種を含む約10,000の生物細胞、卵母細胞、精子、胚を冷凍保存している施設がある。
こちらの施設では冷凍保存された精子や卵母細胞が受精できるよう研究が行われており、一部成功事例が生まれ始めているとのこと。
当施設では冷凍保存技術だけでなくDNA研究や生物学的研究の新しいフレームワークを提供しており、絶滅危惧種の野生での保護・管理に直接役立つことが期待されているそうだ。

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